放送
キャスト
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火野映司 = 渡部秀(フリガナ)
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アンク/泉信吾 = 三浦涼介(ミウラ リョウスケ)
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泉比奈 = 高田里穂(タカダ リホ)
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後藤慎太郎 = 君嶋 麻耶(キミジマ アサヤ)
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伊達明 = 岩永洋昭(イワナガ ヒロアキ)
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鴻上光生 = 宇梶剛士(ウカジ タカシ)
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真木清人 = 神尾 佑(カミオ ユウ)
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エリカ・サトナカ = 有末麻祐子(アリスエ マユコ)
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チヨコ・シライシ = 甲斐まり恵(カイ マリエ)
ストーリー
フォーム数は史上最多!?メダルを巡る物語
ある日、800年の眠りから覚めた怪人グリードが現れ、完全な姿となるため、メダルを求め始める。グリードが作り出したヤミーが人々を襲う中、明日のパンツと小銭があれば充分、という青年・火野映司は、腕だけの状態で復活してしまったアンクからベルトを渡され、《オーズ》に変身。アンクは完全体となるためのメダル集め、映司は重症を負ったところをアンクが憑依した人間・泉信吾の生命のために相互協力することになり、奇妙な関係が結ばれる。
その後、鴻上ファウンデーションによって対ヤミー用の《仮面ライダーバース》が開発され、装着者の伊達明と共同戦線を張ることに。
メダルを巡る争いの中で、映司は恐竜のメダルを体内に取り込んでしまい、肉体のグリード化の進行に苦しめられる。その中で、鴻上ファウンデーションに所属していた科学者の真木清人は世界の「美しい終末」のため、自らメダルを取り込みグリードとなって、グリードたちのメダルを利用したメダルの器を作成。世界を崩壊させようとするが、それを阻むべくオーズとバース、そして復帰した伊達明の《バース・プロトタイプ》が立ち向かう・・・・。
解説
1000回記念エピソードも必見
本作は欲望から生み出されるオーメダルの争奪戦を描いており、各エピソードでもグリードに人間の欲望が利用されることが多いが、シンプルに欲望を否定するのではなく、その方向性を問題視する内容となっているのが見どころ。
映司の相棒であるアンクとの関係も、『電王』の良太郎とイマジンたちのようなものではなく、基本的にはアンクも他のグリード同様、完全復活のために行動しており、映司とは利害の一致で行動しているのが一線を画している。争奪戦や相棒など、従来の平成ライダーシリーズのファクターを踏襲しつつ、それらを欲望というテーマの中で巧みに活用している。
戦闘シーンは、3つのメダルの組み合わせによって変わるコンボチェンジが新要素として取り入れられており、フォームチェンジ可能な形態の数は膨大なものとなった。
さらに本作の2011年4月23日に放映された第28話をもって、仮面ライダーシリーズは通算1000回を迎えた。第27、28話はそれを記念とした特別編となっており、登場人物たちが、1000回を記念して第一作『仮面ライダー』の1話を自主映画として撮影するという、前代未聞のエピソードとなった。また、ショッカーヤミーが変身するという形で歴代戦闘員が登場するなど、1000回記念にふさわしいスペシャルな演出も。
ライダー
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仮面ライダーオーズ
変身者=火野映司/必殺技=タトバキックなど。タトバコンボ ガタキリバコンボ ラトラーターコンボ サゴーゾコンボ タジャドルコンボ シャウタコンボ プトティラコンボなどに変身。
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仮面ライダーバース
変身者=伊達明、後藤慎太郎/必殺技=セルバーストなど
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仮面ライダーバース・プロトタイプ
変身者=伊達明、後藤慎太郎/必殺技=セルバーストなど
バイク
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ライドベンダーマシンバイクモード
オーズ、バースが搭乗/全長=232cm/全幅=92cm/全高=112.5cm/最高速度=610km ⇒その他、強化形態《トライドベンダー》も登場。
敵
グリード
コアメダルを核として、セルメダルを細胞として構成されている生命体。800年間の封印を解かれ、現代に蘇った。主に分身となるヤミーを作り出し、完全体になるため人間の欲望から生まれるセルメダルを収集している。
映画情報
将軍と21のコアメダル
江戸時代にタイムスリップした映司一行が、松平健演じる将軍様こと徳川吉宗と共演し話題を呼んだ。
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