キャスト
-
乾巧 = 半田 健人(はんだ けんと)
本編の主人公。かなりのツンデレ。ちょっとキムタクに似てるが。ファイズに変身するのは、乾巧だけではないというのが、ファイズの特徴でもある。変身の時といい、武器装備の時といい、ケータイでボタン押すところ、そんなことしてたら、敵にやられちゃうよ~とハラハラするシーンが多い。そして、今回のドライバーは敵のオルフェノクにも利用され、ガンガン変身されるという、ちょっと変わった設定である。そして巧にも重大な秘密が・・・。
-
園田真理 = 芳賀 優里亜(はが ゆりあ)
本編のヒロイン。何年後かにセミヌード?にもなったりする。イケイケどんどんなのは、ファイズの中だけではなかったようだ。かなり勝気なヒロイン。序盤、ファイズドライバーで変身しようとするも、変身できず巧に頼ることになる。真理も流星塾の秘密に関係している。
↑は、数年後の仮面ライダーキバでの出演画像。敵として現れます。となりは主人公:紅渡。
-
菊池啓太郎 = 溝呂木 賢(みぞろぎ けん)
クリーニング屋のお兄ちゃん。ライダーを支えるおなじみの3枚目役だが、序盤は恋に何かと忙しい。
-
木場勇治 = 泉 政行(いずみ まさゆき)
一度死んだあとにオルフェノクとなった人。敵側につかないオルフェノク3人衆のひとり。オリジナル(普通に死亡した人間がごく希に自然発生的にオルフェノクへと覚醒して復活する)。序盤とてもかわいそうな人だけに、悪に堕ちてしまっても、あまり憎む気になれない。ファイズの裏の主人公と言ってもいいキーパーソンの1人。
-
長田結花 = 加藤 美佳 → 我謝 レイラニ(がじゃれいらに)に改名
一度死んだあとにオルフェノクとなった人。敵側につかないオルフェノク3人衆のひとり。オリジナル。生きてる間も、オルフェノクになってからもかわいそうな子。海堂が好きだが・・・。
-
海堂直也 = 唐橋 充(からはし みつる)
一度死んだあとにオルフェノクとなった人。敵側につかないオルフェノク3人衆のひとり。木場や結花のようにオリジナルではなく、オルフェノクに殺されてオルフェノク化された。真理が好きだが相手にされず、妙な三角、四角関係が続く。ファイズドライバー装着者の1人。
-
草加雅人 = 村上 幸平(むらかみ こうへい)
仮面ライダー カイザに変身する(カイザも草加以外の人物が変身することがある)。はじめはカイザに変身して死なずにいれるメンバーが現れず、カイザのドライバーを装着する人間は死ぬと言われていたが、はじめてカイザのドライバーに適合できた人物。基本的にファイズに登場するドライバーはオルフェノクにしか装着できないが、その例外が草加である。その秘密も終盤、明らかにされる。
仮面ライダーなのに、なぜか悪役より悪役っぽいのが、この草加雅人で、序盤~中盤と、とても憎らしく見える。彼は彼なりの過去を持っており、オルフェノクを絶対敵視しているが、最後は木場に殺されてしまう。あまりにも報われない人物だが、彼のおかげでファイズをドキドキしながら見ることができた。彼なしにファイズは語れない。
↑ちなみにこれは、スーパー戦隊ジュウオウジャーのバード役として登場した時の写真。いや~今度はイイ役でしぶいオッサンになってます。これを見てすぐにカイザの人!ってわかった人はすごい!!
-
三原修二 = 原田篤(はらだ あつし)
仮面ライダー デルタの最終装着者。デルタはとても力を持ったドライバーのため、変身しようとする人が次々と現れるが、なかなか制御できる人が現れず、最終的に三原修二に収まった。ファイズの中では影が薄く、デルタ自体は強いキャラのはずが印象が薄い。ただ、大型バイク:ジェットスライガーは変形すると、空を飛び、ミサイルを放ち、音速級の速さで飛行する別次元のお化けマシンとなる。
-
村上狭児 = 村井 克行(むらい かつゆき)
オルフェノクをまとめるボスだが、ラッキークローバーには腰が低く、巧や真理らにも、笑顔で接したり、胡散臭さが序盤からプンプンしていた人。まぁオルフェノクに変身しなくても、ある種の能力を使えるなど、オルフェノクの中でもかなりの強さを持っていたよう。劇場版では首より上だけの人になってて、最後はあっけなかったな・・・。
ちなみに、これは信憑性のあるネタかどうかは不明ですが、平子理沙と村井克行との同棲疑惑があったそうな。モテ顔な人ですけど、ホント? -
スマートレディ = 栗原瞳(くりはら ひとみ)
ふざけた口調の、オルフェノクをお世話する謎の多い人物。
-
北崎 = 藤田玲(ふじた れい)
オルフェノクの中でも特に力を持つ、4人をラッキークローバーと言い、そのメンバーの1人でかつ最強と噂される人物。
-
琢磨 逸郎 = 山崎潤(やまざき じゅん)
ラッキークローバーのひとり。実力もあり、知的なふるまいを見せるが、境地に陥ると、メンタルの弱さが露出する。仮面ライダーアギトの出演の時とはまたイメージが違うが、プライドの高いところは同じ。
-
影山 冴子 = 和香(わか)
ラッキークローバーの紅一点。怪しげな色香を持ち、戦いになると残忍で恐ろしい相手。普段はラッキークローバーがたむろするバーテンダーを務めている。
-
澤田 亜希 = 綾野剛(あやの ごう)
スパイダーオルフェノク。この作品では特に特徴の残る人ではないが、555の作品の中では群を抜いて有名になる人。確か綾野剛の初出演の作品。
ストーリー
種族を超えてベルトは巡る
眠っている間に恋人を奪った男と、元恋人を殺してしまい絶望に暮れていた木場のもとに、スマートレディという女性が現れ、彼女の所属するオルフェノクの組織《スマートブレイン社》の管理下に置かれる。
しかし、同じく失意の死を遂げながらも、オルフェノクとして覚醒した長田結花と出会い、人類とオルフェノクの融和を考えるようになるのだった。
オルフェノクを倒していくファイズ=乾巧と、オルフェノクである木場は時には交友を結び、時には対立するという複雑な関係が続いていく。だが、そんな中で結花が命を落とす。人間の手によって結花が殺されたと誤解した木場は人類抹殺を考え、スマートブレイン社の新社長へと就任。
人類抹殺のためアークオルフェノクを守ることを決意するが、最後は巧の説得によって過ちに気づき、ともに戦うことになる。
解説
ギネス記録も生んだファイズの劇場版
本作では「人類とオルフェノクの共存」がテーマとなっており、偶然オルフェノクに覚醒してしまったことに戸惑う木場勇治と長田結花と海道直也の3人組が、人として生きるか、怪人として生きるかという苦悩をする展開は、(従来敵側である)怪人の心情を掘り下げたものとして、非常に印象的な内容となった。
また、条件さえ満たせば誰でもライダーに変身可能という設定も異色なもので、各ライダーに複数の装着者がおり、ベルトを中心としたドラマも大きな特徴のひとつ。劇中では幾度となく奪い合いの戦いが繰り広げられた。そのような設定を活かした量産型の仮面ライダー《ライオトルーパー》も登場した。
戦闘シーンでは、必殺技を敵に決めた際、各々のライダーを象徴するマーク(ファイズならΦ)か現れるなど、印象に残るエフェクトが多く使われたスタイリッシュな戦闘シーンの評価は現在も高い。
夏の劇場版「パラダイス・ロスト」は、本編とはまったく別のパラレルワールドとなっており、オルフェノクが世界を掌握し、人類はレジスタンスとしてオルフェノクと戦い続けているという設定。
また、前述したライオトルーパーが1万人登場。さらに、1万人ものエキストラを出演させた群衆シーンなど、映像的にも大変スケールが大きなもので、この1万人のエキストラ出演はギネス認定されているほどだ。
敵
オルフェノク
人類の進化形態であり、人が一度死を迎えた後、再度覚醒したものがオルフェノクとなる。元が人間のため、それぞれの行動は異なり、人類との共存を不可能だと考える者や、木場勇治のように共存を望む者も存在する。
考察

乾巧役の半田さんは、仮面ライダー4号の映画や、仮面ライダードライブでも出てましたね。他にもちょいちょい出ていたような・・・。
劇場版パラダイス・ロストの紹介動画。木場くんはやっぱりなぁという感じだったが、なかなかおもしろかったな。
最後に、木場役の泉政行さんのご冥福をお祈りします。ライアーゲームでもさりげなく出演してたの見てました。本当に残念です。
歴代仮面ライダーに戻る
この記事へのコメントはありません。