放送
キャスト
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左翔太朗 = 桐山漣(きりやま れん)
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フィリップ = 菅田 将暉(すだ まさき)
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鳴海亜樹子 = 山本ひかる(やまもと ひかる)
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照井竜 = 木ノ本 嶺浩(きのもと みねひろ)
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園咲冴子 = 生井 亜実(なまい あみ)
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園咲若菜 = 飛鳥 凛(あすか りん)
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園咲琉兵衛 = 寺田 農(てらだ みのり)
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刃野 幹夫 = なだぎ 武(なだぎ たけし)
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クイーン = 板野友美(いたの ともみ)
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真倉 俊 = 中川 真吾(なかがわ しんご)
ストーリー
新生平成ライダー 第1弾の主役は2人でひとりの仮面ライダー
謎の組織に捕らえられていた少年フィリップを助け出した、私立探偵の鳴海壮吉と左翔太朗。その最中で壮吉は追手の凶弾に倒れ、2人は絶体絶命の危機に陥った。だが、少年が持ち出したベルトの力で難を逃れる。
それから1年。至るところで、風車の回る街・風都では、奇妙な犯罪が横行していた。その犯人は地球の記憶が込められた端末《ガイアメモリ》により人間が変化した超人《ドーパント》。左翔太朗と壮吉によって助けられた少年フィリップは《仮面ライダーW》に変身し、鳴海壮吉の娘である鳴海亜樹子とともに、ドーパントやメモリを流通させている組織《ミュージアム》へ立ち向かう!
ミュージアムの中核を担うと同時に、フィリップの家族でもある園咲家の人間との戦いの中、親の仇を捜す照井竜が現れる。最初はあくまで親の仇を優先し、復讐鬼となっていた照井だが、翔太朗たちとともにライダーとして戦ううちに、次第に人間らしさを取り戻していく。
戦いが続く中で、ガイアメモリ開発に出資をしている組織《財団X》の加頭順が登場。彼はミュージアムが崩壊すると行動を起こし始め、不死身の肉体で翔太朗たちを叩きのめし、世界規模のガイアインパクトを引き起こそうとするのだった・・・・。
解説
放送終了後にスピンオフ作品も
新たなるライダーシリーズの第一作という位置づけで制作された本作は、探偵ものの要素が数多く取り入れられていた。翔太朗とフィリップの関係は、探偵モノに付きものの探偵と相棒。また、各エピソードはほぼ、前編が出題編、後半が解決編となっている。架空の都市を舞台とし、主人公たちの活躍の場がひとつに絞られていることから、各エピソードや設定には街が強く関係しており、事件を解決していくなかで、園咲家とフィリップの関係や、街を襲うミュージアムの陰謀へとスポットが当たっていく。
その一方で、コメディの要素にも比重が置かれ、ハードボイルドを心掛けるが、どこか甘いハーフボイルド探偵、左翔太朗や、鳴海探偵事務所の頭脳である魔少年フィリップを始めとする個性的な登場人物がドラマを彩っている。
2009年公開の劇場版『MOVIE大戦2010』内の1エピソード『ビギンズナイト』は、フィリップをミュージアムから助け出した日を描く、テレビシリーズの前日譚であり、翌年公開の『運命のガイアメモリ』では、テレビ版本編の終盤に登場する財団Xによって、ガイアメモリと出資対象の座を争った不死身の人間《NEVER》とWとの対決が描かれた。
そして、同年公開の『MOVIE大戦CORE』は、吉川晃司演じる鳴海壮吉が仮面ライダースカルに初めて変身した際のエピソードだ。また、初の試みとして、劇場版のゲストライダー・エターナルと、2号ライダーであるアクセルを主役とした2作のVシネマも制作された。
バイク
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ハードボイルダー
Wが搭乗/全長=208cm/全幅=68cm/全高=113cm/最高速度=580km その他、《ハードタービュラー》《ハードスプラッシャー》に換装可能。
敵
ドーパント
ミュージアムが製造・販売を行っているガイアメモリによってその使用者が変化した姿。使用したガイアメモリに込められた地球の記憶によって能力や外見は異なり、メモリの数だけさまざまな種が存在する。
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